フレンチトースト

福島の方へ

素敵だったことかぁ、なにがあるかな。母親に教えてもらっておいしいフレンチトーストを焼けるようになったり、部屋に置いているサボテンへの愛着がむくむく湧いてきてずうっと眺めていたり、そんな小さなことが、わたしにとって幸せで、素敵なことかもしれません。

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君へ

忙しいとなかなか、本を読めないよね。わたしも働いていたときは全然読めなかったな。君に少しでもゆっくりする時間が出来るといいな。

雪、だいすきだよ。覚えてたんだ、

雪の降った地域では、桜に雪が積もるなんて素敵だなぁって一人でわくわくしてたよ。

お手紙、まってます。

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こちらは、すっかり桜が散ってしまったよ。でも最近は、少し寒いね。

最近は、わたしの部屋の窓をきみどり色の綺麗な鳥が、コンコンつついてきます。その音で毎朝目覚めてる

朝はフレンチトーストを焼いた。お昼は天気が良かったから散歩をして、両親が経営する喫茶店に顔を出した

エスプレッソに角砂糖をみっつ入れて、すごぅく甘くして飲むと、とってもおいしいんだよ。今日教えてもらったんだ

悲しいことはたくさんあるけれど、見て見ぬふりをして過ごしてる

これが正しいのかは分からないけど、今わたしに起きてる様々なことは、わたしが処理しきれる悲しみの量をはるかに超えていて、とてもじゃないけど受け止めきれない。大丈夫、なんとかなるさ、って言い聞かせて過ごすんだ。

みんなの毎日がすこしでも明るいものになりますように